まるい

ボスが誕生日だったというので、プレゼントを買いにマルイへ。

アルカディアのアールことドラゴンさんも着ていらっしゃるという噂のトルネードマートを見てきました。
以下やりとり。

店員(学のなさそうな見てくれ):いらっしゃいませー
ラ:…(しかと)


しばらく物色。


店員:なにかお探しの“アイテム”でもございますか?
ラ:いえべつに。適当に見てます
店員:…


不思議な空気になる。そしたらいきなり


店員:こんな感じの服は初めてですか?



なんだこの礼節を知らぬ痴れ者は。


ラ:いえ、ボクは着ません。友人にプレゼントを買おうと思いまして。
店員:友人…ですか?相当仲がよろしいんですね?



こいつ…いいパンチもってやがる。俺をガチだといいたいのか?と思い返答に窮すが、狭いコミュニティの常識を知るはずはないと気を持ち直す。



ラ:スロで勝ったときとかよくおごってもらうんでー、まあお返しみたいなモンです。
店員:そうなんですかー。じゃあどんな“アイテム”(またかよ)をお探しですかね
ラ:Tシャツとかですかね。軽めのもので。
店員:そうですか。じゃあコレとかどうっすか?



すると、適当さが一瞬でわかってしまうことも気にせず、誰かに勧めたあとに片付けていない広げっぱなしのTシャツを見せてくる。そしてそれは、





黒地で中央にブランドロゴのみ。





という男らしいデザイン。


ラ:ロゴものはちょっと…( ´,_ゝ`)プッ
店員:じゃあこんなのはどうっすか?ウチでは人気ですよ!


まったくひるまずに、蛇がプリントされたもの出してきた。配色が気に入らなかったので放置。


店員:これなんかは新作ですよ!花のプリントがきれいなんすよー。


新作とか限定とかに弱い俺。だが今回は面倒という理由で即決



ラ:じゃあそれで。



いままでの熱心な接客はなんだったんだという顔をされる。単純なやつよ。“跳ばせて落とす”よりよっぽど楽だ。



店員:…え、あ、ありがとうございます…。お包みいたしますので、しばらく店内を見ててください



ここで第1部完。




第2部

ヒマなのパンツでも見ていると、唐突に奴が話し出した。



店員:あれ〜ちょっと興味持ってきちゃいました?





ラ:いえ全然。







…礼節を弁えよ。

第2部完








最後に、個人名及びブランド名を明記する事を非常に悩んだと追記しておく。